2017年12月19日
美的集団(Midea Group)が無人「小売ボックス(小卖柜)」を発表。

■一般的な自動販売機との違いは?商品購入の流れ

「小売ボックス」は小さなスーパー!品揃えが豊富。
菓子やドリンクのほか、果物やヨーグルト、アイスクリームも販売。
ボックス収容量はが316L-830L、常温と低温を選べる計8タイプを用意。

決済方法は?
一般的な自動販売機は機械の外で商品を選択して決済をするのに対し、美的集団が発表した「小売ボックス」の決済方法はセルフで商品を取りドアを閉めると自動決済される仕組みになっている。

1)ボックスのQRコードをスキャンして商品棚扉のロックを解除。

2)ボックスの中からセルフで欲しい商品を取る。

3)ドアを閉めると自動でAliPay決済。

簡 単 す ぎ る!!

もちろん365日24時間営業。

■美的集団の「小売ボックス」はどんな仕組み?

美的集団の「小売ボックス」は、アリババの提供するアリクラウドとリンクし、AliPay(支付宝)で決済できる。
ショッピング決済業界では一歩先を行くシステムを導入した。

小売ボックスのAIシステムの最大の特徴は、ユーザーの自動識別、選択した商品の種類や数を自動計算、自動決済できることである。
また、小売ボックスを何度も使用することで、「芝麻信用」の信用度のアップにも繋がる。

★「芝麻信用」とは:
アリペイに付随している信用情報処理システムが「芝麻信用」。
「芝麻信用」はAliPayでの支払い履歴のほか、ユーザーの学歴や職歴、マイカーや住宅など資産の保有状況、交遊関係などをポイント化。信用度を350~950点の範囲で格付けし、その点数を与信や金利優遇などの判断材料にしている。この情報は本人にも公開される。

■小売ボックスの展望

アリババが保有するビッグデータから、盗難0とスマート補充をアピール。
スマート補充では、今後は賞味期限切れで廃棄する商品を大幅に削減できることが期待できる。

小売ボックスは既に大量生産できるように準備を進めており、2018年の春節前後には5000台/月の生産能力を見込んでいる。2018年の第2四半期には15000-20000台/月の生産能力を達成するこことを目標とする。
設置場所は学校の廊下、図書館、オフィス、工場、寮、駅など、屋外室内問わずに設置して行く予定。

また、現在のボックスには約200個の商品が収納可能で、商品を取ってから5秒以内の識別正確率は99.99%。
これを2018年の春節前後までには99.9999%の識別正確率を実現させる。

今回の美的集団の「小売ボックス」を皮切りに、今後アリクラウドのビッグデータを活用した新サービスが中国国内にますます増えて行くことでしょう。

■参考ソース記事
http://tech.huanqiu.com/cloud/2017-12/11461124.html
https://www.ithome.com/html/it/339580.htm
http://www.pintu360.com/a41858.html
http://www.vhteam.com/f/284977.html