中国大手物流サービス企業 「菜鳥(CaiNiao)」とは、どんな企業なのか。

  • 菜鳥網絡(Cainiao Network) はアリババ傘下のアリババの物流を一手に担うハイテクロジスティック企業。

■企業概要

菜鳥網絡科技有限公司(Cainiao Network:以下、菜鳥)は、2013年にアリババグループ、銀泰グループ、申通グループ、園通グループなど連携して中国深圳市に設立されたハイテクロジスティック企業。

・企業ビジョンはロジスティックデジタル化。
時代と社会の流れに合った物流と供給チェーンプラットフォームを構築することを目標としており、現在の物流状況を基礎に、オープン、シェア、社会化の物流の基礎となるプラットフォームを構築中。
将来中国のあらゆる地域で24時間内送達サービスを実現するために技術開発を進めている。

■菜鳥の、独自のネットワークを構築する3つの計画。

1)1000億元を投資し、5-8年間でサービスを全国展開。
社会化物流基礎設備の建設を完成させて、1
日300億元のネット通販の取引を支える「中国スマート 中核網(センターネットワーク)」を構築し、企業の商品を全世界に届ける。

2)同時に1000万の新型企業の発展をサポート。1000万の雇用機会を作る。
「中国スマート中核網(センターネットワーク)」は自社、共同建設、協業、改造など、様々なパターンで全国にオープンし、シェアが可能な社会化倉庫施設を建設する。

3)先進的なインターネット技術を利用して、オープンで透明性のある、シェアデータの応用プラットフォームを構築。
EC企業や物流企業、倉庫企業、第三者物流企業、供給チェーンなどの企業と、消費者に優良なサービスを提供する。

凄まじいスピード感で発展してる中国のEC業界をはじめ、今後の中国の新経済では、より大規模で効率の高いネットワーク環境が必要になってくる。このことに伴い、サービスの良い社会化物流基礎プラットフォームが必ず必要となるため、「中国スマート中核網(センターネットワーク)」はECの基礎設備だけではなく、将来の中国全てのビジネスの基礎設備となるように準備を進めている。
そして、「中国スマート中核網(センターネットワーク)」ではクラウドコンピューティング、ネット金融などの新技術を利用して、各B2B、B2CとC2Cの企業向けにオープンなプラットフォームサービスを提供する。

 

■菜鳥の使命

中国全区域では24時間以内に必ず配達。
世界の物流会社とパートナーシップを組み、全世界区域72時間以内に必ず配達。

■菜鳥の主な提供サービス

1、倉庫、配送
企業に倉庫サービスを提供。
菜鳥は全国で5つの倉庫を設置しており、パートナー企業は商品を菜鳥の最寄り倉庫に保管することができ、このことによりパートナー企業は自社の全国の倉庫に仕分けするらためのコスト削減に繋がるサービス。

2、越境ネットワーク
菜鳥は海外の物流企業と連携して、越境消費者に物流サービスを提供。
消費者は注文した商品の輸送状況を把握でき、現在は49社の越境物流会社とパートナーシップを組んでいる。(2018年1月現在)
将来的には世界の全域に対しても物流追跡サービスも提供していく。

3、物流追跡サービス
EC企業向けに物流データの監視、異常が発生した物流案件の処理をし、即時に正確な物流の状況追跡サービスを提供。
企業の物流情報管理、異常物流の管理に協力して、企業の物流コストを減らし、物流サービスレベルを向上させることを目的としている。

4、菜鳥驿站
ネット通販利用者の商品を預かるサービスを提供。
商品の受け取りに不便が生じた際や、プライバシー保護のために商品を預かって欲しい消費者向けのサービス。

 


・菜鳥公式サイト:
https://www.cainiao.com/
・菜鳥公式グローバルサイト
https://global.cainiao.com/
・記事参考URL
https://m.sohu.com/n/494006796/?wscrid=95360_6
http://www.0750zd.com/hj/hejiyule_yiqingboyu/2017/1218/597.html
http://www.thepaper.cn/baidu.jsp?contid=1336778