テンセントが出資している中国大手ECモールのJD.comは、自社ブランドの「京造旗艦店」をこっそりとリリースしていた。
これにより、JD.comは初めて厳選EC(商品の質などを厳しく審査、規制しているECモール)と、中国製造業を結び付けるプラットフォームに参入したことになる。

全体から見ると、今回リリースした「京造(ジンザオ)」というサービスは、ネットイース社が運営する「網易厳選」と、小米(シャオミー)グループが運営する「米家有品」と類似している。
厳しい品質審査と管理を通して、消費者に高品質な商品を良心的な価格で提供するジンドンの「京造」はリリースしたばかりだ。現在販売している商品は、家具、キッチン用品、日用品、カバン、洗濯用品、ファッションの6種類で全部で38件。

■わざわざ激戦の市場に参入した理由とは

中国内で網易厳選、米家有品を筆頭に、厳選ECモールがリリースされた時、意外にもすぐに消費者に歓迎された。
安くて使いやすい、そしてシンプルなデザインは、商品を選ぶ際の新しい選択基準になっているようだ。
現在、網易厳選では10品類がある、販売商品数は数万点以上。
米家有品では小米独自で開発しているスマート家具システムと結びつけ、多くの利用ユーザーを生んでいて、現在の米家アプリのインストール数は5000万以上、アクセスした設備は4000万以上、1日のアクティブユーザー数は500万以上という数字になっている。

今回、ジンドンも「京造」という自社の厳選ECモールを発表し、わざわざ激戦区に参入した。
きっと、厳選ECビジネスの背景にある巨大な市場とビジネスチャンスに気付いたのだろう。
国内では「網易厳選」、「米家有品」と「淘宝心選」の3つのブラントがすでに厳選ECの市場のシェアを占めている。
新入りの京造は、ジンドンブランドの強みで先輩のネットイースと小米、アリババを追い越せるのかどうか、今後の動向に注目していこう。

■厳選ECモールまとめ
・「京造」JD.comのジンドンが運営
https://mall.jd.com/index-1000096602.html

・「網易厳選」ネットイースが運営
http://you.163.com/

・「米家有品」小米が運営
https://youpin.mi.com/

・「淘宝心選」タオバオのアリババが運営
https://good.world.tmall.com/


・参考記事
https://www.ithome.com/html/it/343478.htm
https://baijia.baidu.com/s?id=1589700025820639085&wfr=pc&fr=_lst