中国版Uberの滴滴出行(DiDi)は便利な移動手段として多くの人が活用している。
しかし、この度、運転手が報奨金を稼ぐためにアプリから予約した乗客を乗せず、乗客側に注文キャンセルを依頼するケースが相次いでいる。
被害にあった乗客は外出の計画が狂わされるだけでなく、知らずのうちに滴滴アプリ上での自分の信用評価も下げてしまう。

CCTVの報道によると、運転手は注文を受けたのに、乗車させてくれない理由として、滴滴出行(DiDi)の奨励パターンと関係している可能性を指摘した。

複数の滴滴出行(DiDi)運転手の説明によると、近年、滴滴出行(DiDi)は運転手の褒賞パターンを変更したと語る。
現在は運転手はアプリの指示に従い、それぞれの奨励パターンの規則通りに一定の注文数を貯めると奨励金を得ることができる。

一部の悪徳運転手は報奨金獲得のために注文数を貯めて、注文を取り消すという悪事を働いている。
しかし、プラットフォームの規則として、運転手が注文を取り消すことはルール違反になり1回10元(約200円)の罰金が発生し、相応のサービス点数も減点される。

運転手のサービス点数が高ければシステムから多くの注文を得る機会が多くなるが、点数が少ない運転手は逆に受注機会が減る。
このため、自分の評価に傷をつけずにうまく報奨金を得る方法を考える運転手が数多く存在している。
その手段の一つとして、一部の運転手は乗客側に注文を取り消すように要求するケースが問題化している。
しかし、乗客側がキャンセルをすると、乗客側の点数が減点されることになる。
点数が低い乗客は、注文時の優先順位から除外され、その次にアカウントが凍結され最終的に注文できなくなる。

こういったトラブルが相次いでいるので、トラブル回避のために出勤時はシェアバイクを使用するようになったユーザーも増えている。
今後もこのようなオンライントラブルは増える一方だと思うが、運営側はどのように管理し、新しいサービスに顧客を奪われないように品質を向上していくのだろうか。

「滴滴快車」サービス使用中の図


・参考記事
https://www.ithome.com/html/it/346339.htm