近日、セブンイレブン初の無人コンビニ「X-Store」が台湾でトライアル運用を開始した。
店の面積は約60平方メートル。お菓子や即席食品等を販売しており、商品数は1000個未満。

台湾地元メディアの報道によると、「X-Store」という名前は探索(explore)、体験(experience)とエクセレント(excellent)の頭文字から取っている。

この無人コンビニ「X-Store」は20社以上の企業と連携しており、従来の無人ストアで見かける自動レジ、RFIDタグ等の設備が完備されているほか、X-Storeのスマート技術は従来のコンビニの消費者体験をグレードアップしている。

■X-Storeの特徴あるスマート技術とは

・冷蔵庫は、人が近づくと自動的ドアが開くというモーション感知技術を採用。
・スキャン機能を追加した電子レンジは商品のコードをスキャンすると自動的に最適な加熱時間で加熱してくれる。
・従来の紙製のポスターをスクリーンに変更。24個のスクリーンがシーンに合ったイベントを宣伝する。
・店内にスマート音声の受付ロボットと掃除ロボットが設置し、人員の工数を最小限に削減。

現状、X-Storeは内部のテスト段階で、セブンイレブン内部の従業員に対して朝7時から夜7時までオープンしている。
店内ではセルフサービスのコーヒーメーカーと食卓が提供される。

近年来、無人コンビニは全世界で流行っており、アマゾン、阿里巴巴(アリババ)、京東(ジンドン)等の大手IT企業のサービスが大々的に取り上げられてきたが、大手小売企業のセブンイレブンも遂に無人コンビニの市場に参入した。
コンビニが沢山ある台湾いおいて、セブンイレブンは先陣を切って初めて無人コンビニのトライアル運用を展開。

台湾のインターネットユーザーのコメントでは、セブンイレブンの無人コンビニはまだテスト段階なので、おでんなどの人気商品の無人販売はまだできないだろうし、他の特殊な商品の精算方法も整備されるのだろうか、と懸念していた。

X-Storeの具体的な商業化スケジュールはまだ決まっていない。
今回のトライアル運用が終了して、いつ頃商業化されるのかが期待される。

 


■チャイトピ!編集部 感想

数多くの大手IT企業がオリジナルブランドの無人コンビニを打ち出している中、このままでは小売市場を乗っ取られてしまうと感じたのか、大手小売企業も本気でスマート無人コンビニの開発を始めたのは必然の流れだろう。
店舗中に使用されるAI技術やシステムはどこの企業と提携しているのかが注目される。
BingoBox等のフランチャイズの無人コンビニはサラリーマンでも片手間で運用できるほど低コストなので、街中には益々無人店舗が増え続けていくだろう。そんな時代の中で、市場占用率を高く保っていた大手小売企業たちは、他のブランドの店舗とどんなところを差別化させて商業化し打ち出していくのかに注目したい。


・参考記事(写真はこちらでご確認ください)
http://tech.huanqiu.com/internet/2018-02/11619530.html