2018年5月20日、フランス発祥のスーパーマーケットチェーンのCarrefour(以下、 カルフール)は騰訊(以下、テンセント)と業務提携し、上海で初のスマート店舗「Le Marche」を開店した。
店内にはテンセントのミニプログラム、WeChat Pay、SNS広告、テンセント映像のIPなどが応用されており、店舗で顔認証決済、ミニプログラム「QRコード買い」などのサービスを提供し、カルフールのスマートリテール店舗の運営に貢献している。

このスマート店舗は約4000平米で店内では2.5万個もの種類の商品を取り扱っている。飲食物、生鮮、輸入品、カルフールのPB商品などが主な販売品だ。このLe Marcheが普通のカルフール店舗と違う点は、仕入れ商品の精巧化、差別化に注力し、最大限にグレートアップした消費需要を満たす。商品種類方面では、食品は78%を占める、うち17%は輸入品。

Le Marcheはテンセントがカルフールに出資してから、初めての協業の産物となった。Le MarcheでテンセントはWeChat Pay、顔認証システムなどを応用した他、現在はコンテンツやゲームなどの方面でもカルフールと協業を展開している。

今回大々的に発表されたLe Marcheの世間の評価と言うと、スマート店舗として、Le Marcheの「スマート」には、業界の現在の認知範囲を超える目新しいものはない、という分析もある。例えば、小売業界が多く使用している電子値札、オンラインでの1時間以内のお急ぎ送達サービスなどはすでに市場に定着している。テンセントは小売企業に対して自分を「デジタル化の助手」と位置付けているが、競合であるアリババはRT–martと提携して間も無く、双方の協業内容をサプライチェーンまで拡大しており、店舗改革の効果はより高いものに感じる。

ニューリテール時代において、ショッピングセンターやスマートスーパーのデジタル化改革の発展が進んでいる。上海尚益咨詢の総経理によると、スマートリテールは現在流行っているスマート小売ボックス、無人コンビニそのものではなく、サプライチェーンのデジタル化や商品のデジタル化などを含めて、小売の各部分をスマート化、デジタル化にすることです。カルフールはテンセントからテクノロジー面での支援を受けて、従来の全工程のデジタル化ができるならば、今後良い結果をもたらすだろう、とコメントしている。


・参考記事:
http://tech.sina.com.cn/it/2018-05-21/doc-ihaturft4414378.shtml