App Annieが発表した2017年アプリ経済報告によると、2017年世界のアプリダウンロード数は前年比60%増加しており、アプリ使用時間は30%増加しました。大多数の市場で、スマホユーザーは平均80個のアプリをインストールしています。1ヶ月内に平均ダウンロードしている40個のアプリを使用しているデータが取れています。現在中国は世界最大のアプリ市場になっており、中国人のアプリの使用時間は第2位のインドを大幅に上回っていいます。
中国で一番使用されてるアプリのほどんとは中国企業が開発したもので、また、その一部は世界市場へと進出しています。代表的なもので言うと、近年大流行したシェア自転車のアプリが今、世界中で事業展開していますね。
(引用元:http://www.useit.com.cn/forum.php?mod=viewthread&tid=17774

今回は、中国人が一番利用しているアプリを分野別にユーザーのコメント付きでご紹介いたします。
第一弾は、SNS、EC、ニュースアプリをまとめました!
これから中国へ旅行される方や就職、留学をされる方のご参考になれば幸いです。



4月の中国アプリアクティブユーザー数ランキング

引用元:http://mi.talkingdata.com/app-rank.html

■SNS部門

第一位:微信(WeChat)

アクティブユーザー率61.58%!!堂々一位を獲得した微信(WeChat)は、騰訊(以下、テンセント)が2011年にリリースしたチャットアプリです。
現在中国で最も広い範囲で利用されているチャットアプリとして成長を遂げ、ユーザーは「おはようからおやすみ」までこのアプリを通じて交流しています。関係データによると、2018年3月微信(WeChat)の浸透率は86.4%にまで拡大さ。テンセントの2018年Q1財務報告によると、微信(WeChat)の世界ユーザー数は10億人を突破しました。
(引用元:http://www.ce.cn/cysc/tech/gd2012/201804/18/t20180418_28857038.shtml)

このアプリにはWeChatPayも(モバイル決済)機能も備わっているため、公共料金の支払いや出前の支払い、街での買い物か友人、家族への送金もこれ1つで完結できてしまうのでとても利便性が高く、中国人にとって、微信(WeChat)はなくてはならない日常生活の一部になってると言っても過言ではないでしょう。
微信(WeChat)は家族や友人との連絡ツールのみならず、会社内部の連絡ツールとしても幅広く利用されています。また、中国では取引先ともチャットで話すことが浸透しているため、クライアントとの連絡の時もメールより微信のほうが早くて便利だという理由でよく利用されています。チャット機能以外に、モバイル決済や微信ミニプログラムなどの機能があり、買い物から支払いまで1つのアプリ内で全てが完結します。

ユーザーの声
微信がないなんてもう考えられない!当たり前な生活の一部になっています。チャット以外にも、最新のニュースを読んだり、ネットショッピングしたりすることもができて機能は豊富でとっても便利!

 

第二位:QQ(キューキュー)

微信(WeChat)に次いでアクティブユーザー率42.91%で二位に君臨したのはQQです。
QQの歴史は微信(WeChat)より長く、テンセントが1999年に開発した最初のチャットソフトです。赤いマフラーをした可愛らしいペンギンがQQのマーク。あまり知られていませんが、最初はOICQという名前の通信ツールでした。
微信(WeChat)がリリースされる前では、QQが中国で最も利用されていた代表的なチャットソフトでした。利用者数は8億人で微信より少ないですが、スマホよりPCの利用頻度が高いユーザーからすればQQの方が昔から馴染みがあって好きなようです。QQは微信(WeChat)より娯楽性が高く、QQzoneやQQペットなどといったゲーム機能が搭載されています。微信(WeChat)がリリースされても淘汰されることはなく、現在もオンラインゲームが好きな00後(2000年後生まれ)の若者に好まれています。
ユーザーの声
社会人です。社内のやりとりはQQの利用頻度が高いです。微信もPCバーションがあるけど、改行が不便だったり、スクショ等の機能がQQより性能が低いので仕事には使いにくいな。オンラインゲーマーは1日中PCに張り付いているのでみんなQQでチャットしてるみたい!

 

第三位:微博(Weibo/ウェイボー)

微博(以下、ウェイボー)は中国版ツイッターの位置付けで、新浪(SINA)公司が運営するミニブログサイトです。ユーザー数は4億人を突破。ユーザーは主にウェイボーでニュース速報の閲覧をしており、美食情報や好きなタレントの投稿等をチェックしています。
微信やQQと比較して、ウェイボーの大きな特徴はオープン的なスペースであること。微信とQQは友達など直接自分と関係のある者同士での交流の場ですが、ウェイボーは一般人、有名人に関わらず各領域のスペシャリストに情報シェアのスペースを与えたプラットフォームです。
ユーザーの声
ウェイボーでは好きなタレントをフォローしているわ。毎日彼女の投稿をチェックしてるの。彼女の投稿についたコメントを見て同じファンとして共感を感じることができて幸せな気持ちになるの。

 

■EC部門

第一位:淘宝(タオバオ)

淘宝はアリババが運営する中国最大のC2Cプラットフォームです。なんと、中国C2C市場シェアの85%を占めています。
(引用元:https://www.aliyun.com/zixun/content/2_6_375304.html
2003年にリリースされた長寿ECサイトで、買い物が好きでな人でこのアプリを入れていない人はまずいないのでは?というレベルです。
淘宝が人気の理由は品揃えが豊富で、価格が安い点。だたし偽物の商品が普通に売られているので商品の信用性は高くないのがデメリット。「質より価格重視」派に重宝されているECアプリです。
また、現在中国最大のB2Cプラットフォームの天猫(Tmall)は元々は淘宝中の一つのチャンネルでした。現在も淘宝のアプリには天猫への入口が設置されていて、淘宝と天猫の両方でショッピングを楽しむことができます。
ユーザーの声
淘宝で販売されている商品は安いイメージ。商品は多いけど質の保証はないから、ワンシーズン物とか、すぐに壊れてもいいようなものを探しています。

 

第二位:京東(ジンドン)JD.com

京東(ジンドン)は中国第二大B2Cプラットフォームの1つで、中国B2C市場シェアの25.4%を占めています。元々は家電販売サイトでしたが、現在は日用品やベビー用品等、幅広い商品を取り扱うサイトに成長しました。2014年にテンセントが京東に出資して15%の株式を獲得しています。翌年の2015年にテンセントは京東最大の株主となりました。
荷物の配送スピードを他のどのプラットフォームよりも早く届けるといったEC物流において優位性を築いてきました。
京東ではプライベートブランドの商品が多くて商品の質も保証されているため、中間層に人気のあるサイトとなっています。本物志向ユーザーに良いショッピング体験を提供しています。
ユーザーの声
京東の商品の質は信用しているよ。物流も早いし、急いでる時はよく京東で購入するな。

 

第三位:唯品会(VIP)

唯品会は中国第三位のB2Cプラットフォームです。
主にアパレルブランドのセール商品をメイン中心に販売していて、90後(1990年以降に生まれた人)の若者消費者層から絶大な支持を得ています。2017年にテンセントと京東が唯品会に出資し三方は互いの異なる得意分野の資源を共有し、EC業界アリババ一強の局面を追い越す策に出ています。現在は京東サイト内に唯品会の入り口が設けられ、京東が不得意としていたアパレル分野の商品を唯品会がフォローしています。
ユーザーの声
唯品会で販売されているのはブランド品が多いイメージ。セールイベントの時にブランド品を破格で買えるのが嬉しい!前もって目当ての商品をチェックしているわ。

 

■ニュース部門

第一位:今日頭条(トウティァオ)

「今日のヘッドライン」を意味する今日頭条は、北京字節跳動科技有限公司が開発したニュース配信アプリです。
読者の興味に基づいてニュースをキュレーションしてくれて、ユーザーの関心ごとや身分などを記録し、それを元にニュースをピックアップしてくれるため、ユーザーは効率的に自分の関心のある情報を取ることができます。
2016年10までのアクティブユーザー数は6,600万人を超えており、個人や企業もコンテンツを発信することができるのが特徴のアプリです。
ユーザーの声
今日頭条は自分の好きなニュースをピックアップしてくれるのがいいね。興味のないニュースに無駄に時間を使わなくて済むところがとても気に入っているよ。ただ、ニュースの信憑性がすこし問題あるかな、フェイクニュースも多いらしいね。

 

第二位:騰訊新聞(テンセントニュース)

騰訊新聞はテンセント傘下のニュース配信アプリです。
スローガンは「事実派」。騰訊新聞はテンセントが保有するユーザー資源を利用して、モバイルニュース配信市場で上位にランクインしています。
ユーザーの声
提供してくれるニュースのカテゴリが豊富で、いろんな分野のニュースこのアプリで確認できるから便利だよ。

 

第三位:網易新聞

網易新聞は網易(ネットイース)傘下のニュース配信アプリです。
発信スピードの速さ、ユーザー体験の良さで国内で支持されています。一時期、ニュース下のユーザーの鋭いコメントが話題になった際に、自由な言論を制限するために、中国政府が2018年4月に一時的に網易新聞のダウンロードを封鎖したことがあり、注目されました。
ユーザーの声
網易新聞は大きな事件が起きた時に真っ先に報道していたりニュースの配信スピードが早くて好きだな。速報を結構チェックしているよ。

 


 

いかがでしたか?
中国にこれから行く機会のある方はSNSアプリのダウンロードは必須です!
特に中国ではVPNがなければLINEやFacebookといった外資の連絡ツールが使えませんので、WeChatは事前にユーザー登録しておくと良いでしょう。
もしお仕事等で中国の情報を手に入れたいなら、今回ご紹介したニュース配信アプリをダウンロードしてみてくださいね。

第二弾は中国人がスマホに入れている地図や出前のアプリ情報をお届けします。お楽しみに!

 


・参考記事:http://www.china-10.com/news/495326.html