8月17日(旧暦7月7日)は中国伝統な節句の七夕です。
中国の風習として、この日は恋人はお互いにプレゼントを送ったり、好きな人に告白したりする中国版バレンタインデーでもあります。

今年の七夕期間中、インターネット上のサービスでは旅行関係の注文量が前月より40%増加。
タオバオ(淘宝)で七夕に関する検索量は去年の5倍増えました。美団傘下の配達サービス「美団閃購」が発表したデータでは、七夕期間の生花の売上は去年比6.15倍増加、5万枚の「愛してる」と3万枚の「私のお嫁さんになってください」と書かれたメッセージカードが花束と一緒に贈られました。京東(ジンドン)のビッグデータでは、七夕の前2週間に、プラチナの装飾品の売上量が普段の225%急増しました。

また、タオバオの親情アカウントの登録者中、七夕当日に夫婦と恋人同士の登録者は8万ペアも増加しました。

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中国の七夕はバレンタイン同様に、男性から女性にアプローチするのが主流!!

■年代別プレセントアイテム

1980年代生まれの人の間では、ジュエリー、腕時計、スマホなどの電化製品などが人気商品でした。価格帯が1,000〜2,000元(約2万円〜4万円)の商品が最も売れ、30代はアイテムの実用性を重視している傾向が強いようです。

1990年代生まれの10〜20代の人は生花、アパレル商品、化粧品を贈る人が多い結果となりました。ロマンチックさを感じられるものや、流行の商品が好まれる傾向が強いようです。

■こんなのアリ!?七夕で開催された熱すぎる珍イベント

キス大会!?
七夕には全国各地でキス大会が開催され、一番情熱的に長〜〜くキスをしたカップルは指輪の景品を獲得することができます。
これは熱すぎますね。。。観覧者は年齢制限が設けられたのでしょうか。。。

また、「単身犬(独身犬)」と呼ばれる独身の若者たちのために、各地で個性的なお見合い大会も開催されました。
中国で七夕は恋人の日ですが、お見合いイベントを開催するなど、独身の人にも気を配るイベントが開催されました。
きっと多くの未来の花嫁さんと花婿さんが出会ったことでしょう。

■商業イベント

多くのショッピングセンターは「告白壁」を設置し、男性は壁に告白の言葉を書くことができます。
また、木を設置して、告白や願い事を書いた短冊を木にかけるコーナーも設けられました。
七夕は中国でとても浸透している行事と言えます。(浸透していないのは、ホワイトデーとハロウィンくらいですね)

■ECモールで開催されたイベント

今年もECモールでは挙って七夕のイベントを打ち出しました。
アリババが運営するタオバオでは関係商品のクーポンを打ち出し、物流に強い京東(JD.com)は生花の3時間以内速達サービスを打ち出しました。女性向けのECプラットフォーム美麗説と蘑菇街は化粧品、服、香水など商品のクーポンを発行しています。

▲バレンタインデーと七夕の(同月の平日比)消費成長率比較(出典元:京東)

図は上から順に、生花、プラチナ、金、合金、高級品、ダイヤモンドとなっています。
七夕の節句はオンライン、オフラインを問わず、消費力を高めるイベントとなっており、京東が公表したデータでは、七夕は西洋文化のバレンタインデーよりも消費の成長率が高くなりました。花束の消費量は同月の平日と比較すると七夕は190%増加しましたが、バレンタインデーでは71%の増加率だったことから、やはり中国人の間では伝統的な七夕の方がイベントとしては人気ですね。