中国のシェア自転車市場はピークを越え衰退傾向にあるが、こんな状況下でも緩やかに成長を続けている企業が存在する。
美団に買収されたmobike や、資金難の問題が次々と報道されたofoは、中国シェア自転車業界の2TOPだが、後発の「Hellobike」が今、市場シェア3位までに上り詰めた。

▲上海郊外にある大学の近くにHellobikeが約30台駐輪されている。ついに上海も侵略してきた。
(市内はまだmobikeとofoが多い。)
男性学生がスマホで今から利用する場面。(撮影:チャイトピ!)

Hellobikeはmobikeとofoより2年遅れの2016年からシェア自転車のサービスを開始した企業だ。
mobikeとofoが北京などの大都市を狙って自転車を大量投入する経営戦略とは別に、Hellobikeは最初から第2、3線都市の地方からビジネスを開始した。現在は中国の220都市でサービスを提供するまでに事業が拡大。関係データでは、Hellobikeは第2線以下の都市で7割以上のシェアを占めている。まるでウサギ(mobikeとofo)とカメ(Hellobike)の童話ような展開となった。
最初から派手なキャンペーンで人々の注目を惹きつける戦略の多くは持久力がないようだ。競合が多い中、我先に!と、焦ってしまう気持ちも理解できるが、Hellobikeのように堅実に「できるところから」徐々にサービスを拡大して行く戦略も視野に入れても良いだろう。